タグ別アーカイブ: 北川景子

ハンサム☆スーツ

今年面白かった作品は?と聞かれたら、思わず、「パコと魔法の絵本」に「デトロイト・メタル・シティ」、そして「ハンサムスーツ」って言ったら、僕は派手な化粧もの、いわゆる歌舞伎ものが好きなだけだと思われそうだが、今年の日本の3作品はホント面白かった。

一言で済ませば、すっごく楽しい「男版シンデレラ・ストーリー」なのであるが、その作品に入る前にツボなのが音楽。渡辺美里の「My Revolution」が流れて、ブ男を勇気づけるテーマソングになっているではないか。実はこの曲、初めて勤めた会社を辞めようと思った時、その後就職できるのだろうか、ちゃんと生けていけるのだろうかなど重圧が心にのしかかり、自分の心が萎えて「会社を辞めるのを辞めようかな」と思った時、「それじゃ、自分革命になんないぞ!」と叱咤激励してくれた曲だったんだよね。僕的にはツボソングな訳です。久々聞くとなんとも力強い曲ではないですか。その後の人生を送る上で、別に封印していた訳でもなく、ふいに聞こえた曲に心躍るのなんのって。・・・ところで、美里って、毎年西武ドーム(あの頃は西武球場)公演やってたけど、「My Revolution」と「Summer Time Blues」あと、ヒット曲ってなんだっけ??と思ったけど、そんな事いいよね、自分自身が20年前の年齢の気分になってなんかあの頃の恋愛思い出してうれしくなった。

おおお、懐かしいね、中条きよし。派手な笑顔がキラリと光れば、あなたの嘘~が、わかるのよ~♪的に、なんとも怪しい。そして、お目目パッチリなミシュランおじさんみたいなハンサムスーツだもの、怪しくて着たくないよね。でも、それでハンサム君、谷原章介になれるのはいいかも。谷原君を僕は大好きで、特にあの声にはしびれてしまう。あの落ち着いたトーンの声を出せたらどんなにうれしいだろう。いつも思っている。だから、うらやましくて。だから、僕的には顔からなにから全部はいらないけど、あの声とぜい肉のないお腹と背中周りが欲しいなぁ。え、それだったら矯正下着をつけろって。それは嫌だよ!。

ドランクドラゴン・塚地武雅と森三中の大島美幸のカントクに言わせるとハリウッドでも撮った事のない”世界で一番のブスとブ男の楽しいデート”シーンを撮りたかったそうだが、このシーンが僕的大のお気に入り。人の幸せを見つけたら、その内容を声に出して写メを撮るという単純なゲームをしながら歩くのだ。最初乗り気じゃなかった啄郎もなんでもいいから人の幸せを見つけて、それを賛美して人に伝えることが楽しくて、どんどんのめり込んで行く。ついつい人のアラばかり見つけてけなしたり、文句を言ったりして、相手を下げて自分を上げるみたいな相対的擁護で自分は悪くないって思いがちだけど、それってなんにも解決になんないじゃん。人の生活の中から小さな幸せを見つけようと、いつしか無意識に顔をあげて探し始める。そうなんだよね、下向いて歩いてなきゃ、表情がわかる。その上、幸せ見つけて声に出すから、笑顔になれる。それこそがハンサムさんになれる方法なんだね。今時、イケメンなんて言葉があるけど、それはハンサムとイコールではない。鏡だけを一所懸命覗いて、顔や髪型に時間をかけて中身のブラッシング(ブラッシュアップ)をしないでは、ハンサムではないのだ。相手も思いやれる同性にも好かれる男、それがハンサムなんだ。

昭和から平成に変り、20世紀から21世紀に変わる時、日本人は多くの事を置き去りにしてきた。セントラルはミッドに変り、デラックスはゴージャスに変わった。え、マツコ・デラックスがいるって?そうだね、なんか場末の名古屋のおかまバーの臭いを漂わせているものね。そんなことはどうでもいいね。ということで、ハンサムもイケメンとすり替えられ、奥行きがない、ペラッぺラな言葉になり、恥ずかしくもなく「僕ってイケメン」って言えちゃうくらい、勘違いナルシストの常套句になってしまった。狩野英孝の「ラーメン、つけ麺、僕イケメン!」なんて、くだらないけどまさに真意だね。いいとこ、ついているわけだ。

この作品に出て来るヒロイン寛子役の北川景子も美しかった。これまでのイメージはなんか眼光するどいクールな女性だったが、この作品ではおだやかでしっかりしたお嬢さん役を演じていた。実に可愛らしい。(まだ、湯川が抜けてない)ノーメイクのような、あまり作り込まない方がますます美人なのではないかと会った時思った。そう、インタビューした時はいつもの北川景子だったもの。でも、あんなに関西弁でぼけツッコミいれる人だとは知らなかった。ちょっと驚き・・・。

谷原章介は、よかったねぇ。このくらいいい男であんなにぶっちゃけられると、ますます美しいね。塚地が急に変身した姿だから、ハイテンションでノリノリで可笑しかった。しかもあの声、なにやっても美しいね。その対局にいるブ男啄郎だけど、塚地武雅がいいカンジで演じていた。この人、最近のお笑いと言われる中でもギャグが面白いし、キサラギ、間宮兄弟など映画でもしっかりしてて、北川景子も「仕事に対してすっごくマジメなところがハンサムです」と絶賛していた。

伊武雅刀、中条きよし、ブラザートムなど個性的な男性キャストは、誰もがすべてハンサムなんです。しっかり顔を上げて生きてごらんと示しているようだ。なんとも楽しく勇気の出る作品だ。

そして、この脚本は鈴木おさむ。妻は、森三中・大島美幸。そして、この作品のも出演している。その愛妻を思った素晴らしい作品だなと思った。伊丹十三カントクが、「マルタイの女」を撮った時絶賛したが、ひさびさそれに近いカンジだ。

関連作品:マルタイの女のレビューはこちら

 

そうそう、「レッツ!ハンサム」

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ハンサム☆スーツ君だ!

本日11月1日から公開の「ハンサム☆スーツ」のプロモーションがありました。
英勉監督とヒロインの北川景子さんに会ってきました。北川さんは「ディアフレンズ」で見たときから、クールな女性かいな?と勝手に思っていたのですが、バリバリの関西人。監督がまじめに答えていると笑い出して、「なんでマジなの?!」とツッコミいれるし…。関西人二人が寄れば、ボケとツッコミみたいなカンジで、う〜む、なかなか入って行けない。あれこれ考えず、スカっと笑える映画を作りたいという監督の言葉通りの楽しい作品だったし、現場もそんな雰囲気だったのが伝わってきた。なんか世の中、全てに関してギスギスしてて、つまらない自分のプライドばかりが優先して本当にしなければならないことを見失ってしまった人が多いようだ。そもそも、ハンサム☆スーツは、撮影現場からみんなハンサム☆スーツだったようだ。監督と北川景子さんが帰ったあと、ハンサム☆スーツ君と一緒にぱちり。「僕も君を着たら、谷川章介さんになれますか?」と聞いたら、「ウン!」と体でうなずいた。この無責任さ、なんともハンサムだ!

※近日映画評はアップします。

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太陽と海の教室

あ〜見ちまった、見ちまった。我慢しきれず、映画じゃないけどシネミシュランに書いちゃった。

フジ月9で本日より始まった「太陽と海の教室」。先週までのキムタク主演「チェンジ」は、HIROで味をしめたスタッフが、職業変えただけでなんとか視聴率取ろうとした作品だったが、設定に無理あり過ぎでちょっとちょっとという出来だった。加藤ローサ以外見るところなくて、キムタク当て書きで、キムタク頼みの脚本にへきへきだった。HIROは検事だったから面白いんであって、それ以上はない。いくらキムタクでも、男だよ。コスプレごっこは変だと思ってくれよ…なのである。

そして、本日より「太陽と海の教室」。おいおい、織田裕二。椿三十郎のあの浮いた感覚をそのままテレビで再演するとは驚きである。ま、そういう意味では、登場して早々、いい加減な自分の名前を言ったり、相手の質問に答えず、場違いな質問をしかけるという展開は、まさに椿三十郎のパロディ。でも、浮いてんだよな、全体が。
若く爽やかな印象を出そうと、髪を短くしだいぶすいてがんばっているけど、なんでもない顔がすでに終わっている。いままで気づかなかったけど、すごいヘの字だよね、口の形が。あれじゃ、みのもんただもん。あの口で、青い紙に青いクレヨンで描いたらどうなる?何も描いてないのか?違う、お前の青春が描いてある…って、いやぁ、その口で言われたくない。なんだかなぁ〜なのである。

北川景子見たくてチャンネル選んだが、この空虚感。どうすっかなぁ〜なのである。これでは、山本高広の方がむしろ面白いし、爽やかなのである。

無理せず、年相応の演技をして欲しいものだ。でないと、霊長類でなく、視聴者をナメルナ〜!と、なってしまうのだ。 沈!

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