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重力ピエロ

なんだかあちこちでいろいろ書いたり語ったりして、改めて書くのもねぇなのである。試写は昨年12月に見せてもらったし、加瀬氏、岡田将生氏、森淳一監督ともその日に会ってインタビューするということで、公開まで4ヶ月間も自分の中で熟成させるというか、貯めておくのもなかなか大変なものだ。というか、僕自身の記憶が薄れてしまうからね…。

で、そこでは書かなかったことを。

この作品は当て書きだったのか?と思わせるくらいキャスティングがよく出来た作品だと思った。春役の岡田将生、兄の泉水役の加瀬亮。父役の小日向文世。どれもベストなキャスティングではなく、確信犯的あて書きだろうと思った。今、ちょうど原作を読んでいるけど、当て書きでなく原作通りだった!のに愕然だ。

焼ける昔の家の模型のちゃちさと若かりし頃の父のヅラの怪しいフィット感と、仙台市の職員があんな雪深いところを一人で行って彼女と出逢うという不自然さ以外は素晴らしいものだったと思う。ま、地元ならではの話とすれば、逃げる夏子さんが仙台駅から泉中央まで逃げるって、あーた先日仙台国際ハーフマラソンで優勝した赤羽有紀子じゃあるまいし、どこまで走るのよ。きっと8キロぐらいあるからね、なぁんてそんなこと楽しめちゃうのも地元ならではの楽しみだよね。
「眉山」を見て羨ましかった。わが街のすずめ踊りも阿波踊りのようなソウル・ダンス(こんな言い方は誰もしないか)になって欲しいなと思った。今作品では、仙台のまつりのシーンが必要と数あるまつりの中で青葉まつりが選ばれた。ちょっとうれしかった。

さて、「アヒルと鴨のコインロッカー」の時も思ったけど、伊坂作品って、犯罪がどうのっていうんじゃないんだね。それを起点として話が進む。巷の多くの作品らとは扱いが違うんだよね。そのあたりが、面白さだったりするけど、危うさだったりするよね。だから、すんなり受け入れられない人もいたりするんだよね、きっと。

作品への評価は4.0。美しいわが街とすずめ踊りが画面を彩ったことにプラス1点ということで。

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重力ピエロ

いよいよ今月4月25日から宮城県先行公開される重力ピエロ。仙台在住の伊坂幸太郎氏原作のミステリーが仙台市などでロケが敢行されて、このほど公開となる。おかげさまで僕は昨年一足お先に試写をみせていただいた。

おおお、いいではないか。大変面白い。重力?とピエロ?・・・・いったいどんな関わりがって、これがなるほどなのよね。連続放火に遺伝子情報、家族ってこんな風に絡まって二重どころか三重、四重らせんへと。え、そんなに絡まってない。ちょっとハイでした、すません。
加瀬亮さんや弟の春役の岡田将生さんともインタビューしたりで、お会いしたりで、反芻するとあれこれシーンがわき上がってくる。そんなことを街ナビプレスの編集長と話していたら、それ書いて!みたいなことになり、僕的仙台で映画が作られることや、それにともない起こるうれしいことや面白いことなどを書いてみた。なんでもシティセールスに使うそうで、全国の上映館でこれが配布されるらしい。いいのか、仙台。こんな僕の文章で、シティーセールスして。ともあれ、重力ピエロの家族に負けない、独りよがりな情熱???の 文章が載っているので、お手に取ってご覧くだされ。

dsc08575これがその街ナビプレス。

dsc08576なんと見開きで、杜の都のシネマ見スト的、映画「重力ピエロ」の楽しみ方というタイトルで載っています。あ、写真は加瀬亮さんと岡田将生さんであって、僕ではありません。え、そんなのわかる、失礼しました。

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え、もう「重力ピエロ」完成したの!

宮城県、仙台市を舞台にオールロケで撮影された伊坂幸太郎原作の「重力ピエロ」のマスコミ用完成披露試写会と一般向け試写およびトークショーが行われた。今年春から夏すぎまでロケしていたはず?だったけど、もう完成?すごいスピードではないか。
「春が二階から落ちてきた」
なんとも素敵なオープニングでグイグイ引き込まれる。作品のテンポがすごくいい。そして二人の兄弟が実にバランスいい。岡田将生がカッコいい。どんどん深まる謎にすっかりはまってしまう。時として笑える要素が含まれ、場がなごむので緊張感がいいように緩和される。笑うつもりではないのだろうが、小日向文世の若かりし頃のシーンのカツラも妙にツボで、これも場を和ませた。最も、後半の大事な場面はカツラなしなので笑う事無く見て行けるのでご安心を。「重力」、「ピエロ」、「家族」???つながりが見えないキーワードが徐々に紡がれていく。そういうことだったのか。
中2の時、森村誠一の「人間の証明」 を読んでて、「家族は連隊で飛ぶ飛行機のようなものである。」なんてくだりがあった。見守ってあげることはできても、誰かが不備があって落ちていこうとしてもそれを見ているだけしかできない。なんて、30年前に読んだフレーズが甦ってきた。家族のあり方というか、なんだろう、まだまとめきれないけど、春の公開まで結論だそう。僕的には男兄弟の関係性に思わず涙がこぼれてしまった。

普段、いっさい前情報を入れず映画を見て、反芻するのが僕のパターン。しかし、午前に試写を見た後、午後そのままインタビューするという、僕的には地獄のようなスケジュールで、もういっぱいいっぱいだった。

インタビュー会場に着くと、加瀬亮さんも岡田将生さんもすでに部屋に入っていて、えええ、ますます舞い上がってしまった。
今までのインタビューは、あちこちで何度もキャンペーンをこなした後に来仙されるから、質問もある程度想定しているんだろうけど、今回は全てが初めて・・・なんだよね。いろんな意味で難しかったなぁ。
インタビューしたのは出来たばっかりの東北大学の萩ホール。昨年2月、「それでも僕はやっていない」 という映画で東北大学法学部の学生と周防正行監督がトークセッションした時、取材にきたことを思い出した。あの作品も主演が加瀬亮さんだ。もっとも彼が来た訳ではなく、手錠かけられたポスターが掲示してあっただけなんだが。インタビュー終了後、その話を加瀬さんにしてみたら、「ええ、ここでそんな高尚なイベントしてたんですか?!」と驚いていた。その時、僕もあまりに細い加瀬さんの身体にビックリしていた。このインタビューは来年4月の公開まで温めておかなきゃ〜いけないとは、ちょっと長いし、酷だわな。わが街が大スクリーンに映し出される。みなさんも春まで首を長くしてお待ちあれ!

あ、小日向文世さん、鈴木京香さんも交えて夜に完成披露が行われたが、別件があったため残念ながら行けなかった。

dsc07894

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